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Wi-Fi接続QRコード作成
SSIDとパスを入れるだけ。読み取りで即Wi-Fi接続
来客用Wi-Fiや店舗掲示に最適。SSID・パスワード・暗号化方式を入力して「QRコードを生成」を押すだけで、スマホからそのまま接続できます。
このツールについて
「Wi-Fi接続QRコード作成ツール」は、SSID(Wi-Fi名)・パスワード・暗号化方式を入力するだけで、スマホからそのまま接続できるWi-Fi用QRコードを生成する無料ツールです。来客用Wi-Fiや店舗・オフィスの掲示に使いやすいよう、ブラウザ上で完結するシンプルな構成になっています。
生成したQRコードはPNG画像として保存・印刷できるほか、内部で利用している接続文字列(WIFI:T:WPA;S:...; 形式)をコピーして、他のツールやシステムに流用することも可能です。
使い方
- SSID(Wi-Fi名)を入力します。来客用・店舗用など、接続させたいネットワーク名をそのまま入力してください。
- パスワードを入力します。パスワードなしで公開する場合は空欄のまま、暗号化方式を「なし」を選びます。
- 暗号化方式を選択します。一般的なWi-Fiルーターであれば「WPA/WPA2/WPA3(一般的)」で問題ありません。
- 必要に応じて「SSIDを隠す」にチェックを入れ、非公開ネットワークとして扱うこともできます。
- 「QRコードを生成」ボタンを押すと、画面下部にWi-Fi接続用QRコードが表示されます。
- スマホカメラやQRリーダーアプリで読み取り、接続画面が正しく開くことを確認してください。
- 店頭掲示用には「PNGで保存」してA4などにレイアウトし、「印刷する」ボタンからテスト印刷して読み取り確認するのがおすすめです。
Wi-Fi QRコードの仕組み
このツールで生成される文字列は、一般的な形式である WIFI:T:WPA;S:SSID;P:password;H:true;; のようなフォーマットに従っています。
- T: 暗号化方式(WPA / WEP / nopass)
- S: SSID(Wi-Fi名)
- P: パスワード(暗号化ありの場合のみ)
- H: 非公開SSIDの場合に
trueを指定
フォームで入力した内容は、このフォーマットに自動変換され、QRコードとして描画されます。特殊文字や記号はエスケープ処理を行い、一般的なスマホ環境で読み取りやすい形になるよう設計しています。
セキュリティ・運用上の注意
- 来客用SSIDの利用:自宅や社内のメイン回線と分けた「ゲスト用Wi-Fi」に対してQRコードを発行するのがおすすめです。
- パスワードの定期的な変更:店頭やオフィスに常時掲示する場合は、定期的にパスワードを変更し、QRコードも更新してください。
- オープンネットワークのリスク:暗号化方式「なし」を選ぶと、誰でもパスワードなしで接続可能になります。利用する場合は、閲覧専用回線に限定するなどリスクを理解した上で運用してください。
- テストは複数端末で:iOS/Androidなど複数のスマホで読み取り・接続テストを行い、意図どおりの挙動になるか確認することを推奨します。
なお、本ツールはブラウザ上で文字列からQRコードを生成しており、入力したSSIDやパスワードはサーバー側に保存されません。
よくある質問
- 暗号化方式が分かりません
- 一般的な家庭用・店舗用ルーターであれば、ほとんどのケースで WPA/WPA2/WPA3 を選べば問題ありません。どうしても不明な場合は、ルーター本体のラベルや管理画面を確認してください。
- 非公開SSIDに対応していますか?
- 「SSIDを隠す」にチェックを入れると、非公開ネットワーク向けの接続文字列を生成します。ただし、端末やOSによって接続画面の表示が異なる場合があります。
- どのくらいのサイズで印刷すれば良いですか?
- 店頭掲示やオフィス掲示の場合は、QRコード部分の一辺が最低でも2〜3cm以上になるようにレイアウトすると安心です。遠くから読み取らせたい場合は、さらに大きめにしてください。
- 社内ネットワークで使っても安全ですか?
- 本ツールはブラウザ内で完結する仕組みのため、SSIDやパスワードがサーバーに保存されることはありません。ただし、掲示するQRコード自体には接続情報が含まれるため、掲示場所や回線の権限設計には十分ご注意ください。